外で過ごすのが気持ちのいい季節は、家族でキャンプに行きたいですね。子供も大きくなってくればデイキャンプだけでなく泊りのキャンプにもチャレンジしたいものです。
けれど、キャンプ用品を揃えるとなるとどれがいいのか目移りしてしまいますよね。特に寝袋の下に敷くキャンプマットをどうするかは選択肢が本当にたくさんあります。今回は種類と選び方をご紹介しますね。
キャンプのエアーマット
キャンプでシェラフ(寝袋)の下にひくマットは、やわらかいエアーマットを選ぶのも一般的です。キャンプのマットにはこのような種類があります。
①エアーマット(エアーベッド)
厚み:10cm、25cm、35cmくらい
厚みが20cmを超えると、「エアーベッド」と呼び方が変わる場合が多いです。別途空気を入れる道具(と必要な場合は電源)を持っていきます。
寝心地がよくダブルサイズでも収納に場所をとらないのが特徴ですが、大きいため空気が入りきるまでに時間がかかり、少しでも穴があくと使えません。カビにも注意が必要です。ベッドの上でジャンプしそうな家族がいる場合は、気を付けなければいけませんね。
最近ではこのような空気入れ内蔵のエアーベッドも登場しています。
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②インフレータブルマット
厚み:2cm、5cm、8cm
自動膨張するタイプのマットです。ウレタンなどのクッション材が入っていて、バルブを開けると空気がはいり、少しふくらみます。
持っていくのにややかさばり、帰りは少ししまうのに力が要ります。商品としては「車内泊マット」として売っているものもありますね。
このように連結できるシングルタイプだとテントの幅に応じて枚数を変えられますし、ふくらます時間も少し短縮できます。
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キャンプのエアーベット
昔は主流だった、大きくてふわふわのエアーベッド(エアーマット)ですが、近ごろはコット(脚付きのキャンピングベッド)にその座を譲りつつあります。
コット(キャンピングベット)ロータイプ
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こちらはがっつり組み立てが必要ですが、リクライニングチェアだとかハンモックだとか色々買うよりもこちらを1点投入するほうが便利だという意見もあります。
子供が幼児だとマットでないと落ちる…となるのですが、大きくなるとそのまま外にだしてベンチにしたりして使えるコットのほうが便利になってくるようです。
キャンプのマットの選び方はどうすればいいのか?
コット派も増えてきてはいますが、我が家の場合は4歳児がいますしおうちキャンプごっこも大人気なのでまだまだマット派です。
寒い時期のキャンプはしないので、寝袋を2つ連結してダブルにして、下にインフレ―タブルマットと銀マットを敷いています。
試しに家で寝てみてわかったのですが、厚みが3~4cmくらいのものだと、インフレータブルマット+シェラフでは寝ると背中がとてもつらいです。
テントサイトならなおさらですので銀マットないしEVAマットは必須でした。パタパタ折り畳める持ち運びしやすいタイプを買えば、お花見・ピクニック・運動会などでも活躍しますよ。
マット選びのポイントは3つ!
2、出す&しまうときのことを考えて買う(家族みんなで作業できるものを買う)
3、車に積むときの大きさをしっかり考える
キャンプで日常と同じ寝心地を追求するのかどうかは、もはや価値観の問題です。迷った時は、最初はほどほどの値段で楽そうな道具を是非選んでくださいね。
キャンプ用品は高いものは本当に高いので、そろえるお金でいいホテルに泊まれたなんてこともあるかもしれません。
さいごに
ファミリーキャンプには実はケンカがつきものです。お父さんばっかりテント建てたり片付けたりして子供が手伝わないとか、お母さんばっかり料理&洗い物して家と一緒じゃないとイライラするとかいうこともあるでしょう。
キャンプのマットもふくらまなくてイライラするかもしれません。しかし「完璧じゃないこと」がキャンプの醍醐味です。リハーサルや準備をしっかりしつつ、家族で不便を楽しんでみてくださいね。